2025年1月18日、フジテレビで放映されているCMにおいて、差し替えの動きが広がりを見せています。
この背景には、フジテレビの中居正広さんのトラブルに対しての対応や、会見などから信頼性の揺らぎやブランドイメージ保護のため、スポンサー企業がついに、動き始めまたのです。
今回は、差し替えを行った企業一覧と今後の広告業界への影響について調べてまとめました。
- 【70社】フジテレビのCM差し替えをした企業はどこ?
- フジテレビのCM差し替えは今後どのような影響が出る?
こちらについて調べてみました。
【75社】フジテレビCM差し替え企業が拡大中!ACは350本!
2025年1月18日、フジテレビのCM差し替えは、まず「日本生命」から始まりました。
フジテレビのCMを現在、差し替えを行った主な企業をまとめました。
【54社】フジテレビ・CM差し替え企業一覧
2025年1月20日20時時点で、フジテレビでのCMを差し替え、もしくは中止対応中・対応予定企業が50社を超えました。
※随時更新中
- 日本生命
- 明治安田生命
- トヨタ自動車
- NTT東日本
- アフラック生命保険
- サッポロビール
- 日産
- 花王
- ホンダ
- セブン&アイ
- 日本マクドナルドホールディングス
- JR東日本
- ダイハツ工業
- スズキ
- 三菱自動車
- マツダ
- サントリーホールディングス
- キリンホールディングス
- Uber Eats
- ローソン
- 樂天グループ
- イオン
- アリナミン製薬
- アサヒGHD
- 資生堂
- ソニー損保
- 日清食品HD
- 日本コカ・コーラ
- 明治HD
- ライオン
- 味の素
- P&G
- 大和ハウス
- ユニ・チャーム
- KDDI
- ヤクルト
- 東京電力ホールディングス
- 第一三共ヘルスケア
- 大東建託
- 三井不動産
- コスモエネルギーホールディングス
- 三菱電機
- 総務省消防庁(タイアップポスター配布延期)
- 三井住友銀行
- 東京海上日動あんしん生命
- スバル
- 三菱地所
- 住友不動産
- 東急不動産
- 東急リバブル
- 不二家
- ウェルスナビ
- 大和証券
- フジパン
参照:日経新聞 Yahoo!ニュース
更新【54社→75社】フジテレビCM差し替え企業が増加
2025年1月21日、フジテレビ「FNNプライムオンライン」がフジテレビのCM差し替えについて報道しました。
- CM見合わせ75社
- 「AC」は350本
CM見合わせ企業は75社にも上るそうです。
※企業名は現在確認中です。
また、村上総務大臣の会見が報道されました。
村上総務大臣:総務省として、独立性が確保された形で、できる限り早期に調査を進めその結果を踏まえて適切に判断対応することで、スポンサーや視聴者の信頼回復に努めていただきたいと考えている。
日本生命保険
- 「千鳥の鬼レンチャン」「Mr.サンデー」でのCMをACジャパンのものに差し替えました。
- さらに、1月20日からは朝の「めざましテレビ」においてもCMを変更です。
- 日本生命は「企業の信用を守るために慎重な対応が必要」とコメントしています。
明治安田生命保険
- フジテレビでのCM放映を一時差し止めました。
- 「今後の対応については社内で協議中」とのことです。
トヨタ自動車
- トヨタは、1月18日よりフジテレビで放映されるCMをACジャパンの社会貢献活動広告に差し替えました。
- ブランドイメージの毀損を避けるための迅速な対応が目立ちます。
【更新】NTT東日本・アフラック生命保険
2025年1月19日、日本生命・トヨタにつづいて、NTT東日本・アフラック生命保険もフジテレビのCM放送について、同様の対応をすると公表しました。
【更新】ACに切り替えられた番組
日を追うごとにフジテレビの番組内のCMが、ACに切り替えられるケースが増えてきました。
- 2025年1月19日:日曜報道(2本がACに切り替え)
- 2025年1月19日:ワイドナショー(3本がACに切り替え)
- 2025年1月19日:サザエさん(8本のうち4本がACに切り替え)
今後、増えていきそうですね。
キッコーマン
50年の長寿番組「くいしん坊!万才!」を1社で提供している「キッコーマン」が番組の放送見合わせをフジテレビに要請しました。
ついにというか、とうとうですね・・・
個人的にはちびまるこちゃんとか、ワンピースのアニメとか気になってます。
他の企業
- 詳細は未公開ですが、金融・保険業界の複数社や食品メーカーなども動向を注視し、同様の対応を検討しているとの報道があります。
今後の展望:広告業界への影響と注目点
今回のフジテレビのCM差し替えが広がる中で、広告業界全体にどのような影響が及ぶのか、いくつかのポイントをまとめてみました。
スポンサー契約の見直し
- フジテレビだけではなく、企業と主要メディアとのスポンサー契約において、今後はさらに厳しい審査や条項が加えられる可能性があります。
- 特に企業イメージに影響を与えるリスク管理の徹底が求められるでしょう。
めざましどようび
2025年1月18日土曜日の『めざましどようび』は、フジテレビ社長の会見の翌日でした。
この日の『めざましどようび』のCMですが、ACジャパンCMが12本ありました。
前週は0本だったので、社長の会見が大きく影響が出たようですね。
広告の多様化
- 一部の企業では、地上波テレビCMからインターネット広告やSNSへのシフトが進むと予想されます。
- これにより、広告の多様性がさらに高まる可能性があります。
- YouTubeやインスタグラムやX・TikTokなど様々な形態で広告が展開されていくことでしょう。
フジテレビの対応
- フジテレビとしては、スポンサーの信頼回復のために具体的な説明や再発防止策を講じる必要があります。
- 今後の報道やプレスリリースに注目が集まるでしょう。
他メディアへの影響
- フジテレビ以外のテレビ局やメディアでも、同様の対応が見られるかが鍵となります。
- スポンサー企業の選択肢が広がることで、メディア全体の広告収入構造に変化が訪れる可能性があります。
まとめ・【75社】フジテレビCM差し替え企業が拡大中!ACは350本!フジテレビどうなる?
【【75社】フジテレビCM差し替え企業が拡大中!ACは350本!フジテレビどうなる?】について調べてみました。
- フジテレビ・CM差し替えが大手企業、日本生命を筆頭にはじまりました。
- 他企業も付随しているので、さらに差し替えや広告停止する企業が増える予想です。
今回のフジテレビにおけるCM差し替えの動きは、企業がブランドイメージを守るためにいかに慎重な判断を行っているかを示しています。
広告業界の構造やスポンサー契約のあり方が問われる中、フジテレビだけでなく他のメディアや広告主も、より透明性の高い運営を求められるでしょう。
今後のフジテレビと広告業界の動きを注目していきたいと思います。