「人生は常にチューニング!アイドルから研究者、そして教授へ」
アイドル、女優、そして大学教授へ。
いとうまい子さんが60歳で新たに歩み始めた教授の道。
「永遠の18歳」と呼ばれる彼女がどのように学問の世界へと進み、なぜ実家が話題になったのか。自分らしく生きる彼女の人生をご紹介します!
いとうまい子の経歴は?
いとうまい子の経歴・プロフィールは?
基本情報 | 内容 |
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名前 | いとうまい子(本名:小野田麻衣子、旧姓:伊藤) |
生年月日 | 1964年8月18日(60歳) |
出身地 | 愛知県名古屋市中川区 |
身長・血液型 | 155cm・B型 |
職業 | 女優、タレント、実業家、研究者、大学教授 |
事務所 | マイカンパニー(自身が代表取締役) |
デビュー作 | 1983年「微熱かナ」(アイドル歌手) |
代表作 | ドラマ「不良少女とよばれて」(1984年) |
いとうさんは1982年、ミスマガジン初代グランプリを受賞して芸能界入り。当初は「伊藤麻衣子」の名前で活動していました。1984年のドラマ「不良少女とよばれて」で大ブレイク。自らプロデューサーに電話して役を勝ち取った話は有名です。
「アイドルが嫌で嫌でしかたなかった」と語るいとうさん。芸能界で自分らしさを保つことに苦労した時期もありましたが、兄の飼い犬「アトム」との出会いで自然体の大切さを学びました。
いとうまい子の家族エピソードは?
いとうさんは3人兄妹の末っ子。両親と2人の兄に囲まれて育ちました。実家の名古屋市中川区の家屋は、2015年頃に30年以上放置され「特定空き家」に指定。テレビで荒れ果てた様子が公開され、最終的に1600万円で売却されました。
実家の車庫には「日産・フェアレディZ280Z」が30年以上眠っていたことも話題に。このような高級車があったため「実家がお金持ち」と噂されたようです。
いとうさんの人生の転機となったのは兄の飼い犬「アトム」との出会い。この犬との生活から「ありのままの感情表現」の大切さを学び、後の結婚相手との出会いもこの犬がきっかけになりました。
2009年に5歳年下の会社員男性と結婚。プロポーズはいとうさんからだったそうです。2017年には亡くなった兄の会社「ライトスタッフ」の社長に就任し、タレント業と並行して経営者としても活躍しています。
いとうまい子が大学院教授になるまでは?
いとうまい子の学歴(箇条書き)
- 金城学院中学校・高等学校 卒業
- 中学時代は生徒会長を務めた
- 大妻女子大学 入学→仕事が忙しく通わずに中退
- 2010年:早稲田大学人間科学部eスクール 入学(45歳)
- 2014年:早稲田大学 卒業(49歳)
- 2014年:早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程 入学
- 2016年:修士課程 修了
- 2016年:早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程 進学
- 現在:東京大学大学院理学系研究科 所属(研究生)
- 2025年4月:情報経営イノベーション専門職大学 教授就任
いとうまい子が教授になるまでの道のりは?
いとうさんが45歳で大学に入学した理由は「恩返し」。芸能界以外の形で社会に貢献したいと考えたのがきっかけでした。
早稲田大学では予防医学とロボット工学を学び、高齢者のための運動支援ロボットを開発。家族の介護経験から「健康寿命の延伸」に興味を持ち、現在は抗老化学を研究しています。
研究の成果が認められ、AIベンチャー企業「エクサウィザーズ」のフェロー(研究員)にスカウト。2021年には政府の「教育未来創造会議」委員に選ばれるなど活躍の場を広げました。
2025年4月からは情報経営イノベーション専門職大学の教授として「ヒューニング学」を教えます。これは「人間のチューニング」という考え方で、自分の心を整えて本来の能力を発揮する方法を学ぶ新しい学問です。
いとうさんが挑戦を続ける理由は「壁を乗り越えた先にある新しい景色を見たい」という好奇心。「軽く一歩踏み出すと違う世界が広がる」という彼女のメッセージには、長年の経験が詰まっています。
まとめ
いとうまい子さんの人生は自分らしさを追求する挑戦の連続!
- アイドルが嫌で、自ら役を勝ち取って不良少女役で大ブレイク
- 30代の迷いを犬との出会いで克服し、45歳で大学入学という新挑戦
- 予防医学とロボット工学を学び、高齢者支援ロボットを開発
- AIベンチャー企業の研究員として最先端技術にも携わる
- 60歳で大学教授に就任し「ヒューニング学」を教える
いとうさんの「好きなことより得意なことで、軽く一歩踏み出してみる」という考え方は、新しいことを始めたい人へのヒントになりそうです。「永遠の18歳」と呼ばれる彼女の挑戦はこれからも続きます!