兵庫県知事の斎藤元彦氏が再選を果たした直後から、公職選挙法違反やパワハラ疑惑など、数々の問題が浮上しています。
さらに今回は、兵庫県知事・斎藤元彦氏が、知事選の公職選挙法違反の疑いで刑事告発されています。
これは、知事選挙におけるSNS運用を巡る報酬支払いについて、報酬付きの選挙運動に該当するのではないかというところが発端になっています。
この問題は、知事選挙におけるSNS運用を巡る報酬支払いが焦点となっています。
- 斎藤元彦知事の逮捕の可能性はある?疑惑の内容は?
- 斎藤元彦知事の逮捕の可能性はある?
- SNS運用していた会社はどんな会社?
- noteの投稿内容は?
こちらについて調べてみました。
斎藤元彦知事の逮捕の可能性はある?疑惑の内容は?
今回の斎藤元彦氏再選の知事選挙で、疑惑が持たれているのは以下の内容になります。
- 公職選挙法違反の疑惑:SNS運用と報酬支払い
- 内部告発者のデータ漏えい疑惑
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①公職選挙法違反の疑惑:SNS運用と報酬支払い
斎藤元彦知事は、再選挙においてSNS運用をPR会社に依頼し、その対価を支払ったとされる疑惑が浮上しています。
特に、SNS運用に関するLINEのやり取りが決定的な証拠として注目されています。
このやり取りには、斎藤元彦知事がPR会社にSNS運用を依頼したことを示すメッセージが含まれており、これが公職選挙法違反に該当する可能性があるとされています。
②内部告発者のデータ漏えい疑惑
斎藤元彦知事は、内部告発者の私的データを漏えいした疑いも持たれています。
この件に関しては、第三者委員会が設置され、調査が進められています。
特に、内部告発者が死亡した後に、彼の公用パソコンに保存されていた私的情報がYouTubeに公開されたことが問題視されています。
この情報漏えいが公益通報に該当するかどうかも調査の対象となっています。
斎藤元彦知事の逮捕の可能性はある?不信任から再選、疑惑まで
斎藤元彦知事については、以下の3つの点が争点になっています。
- パワハラ告発と不信任決議
- 再選とSNS戦略の疑惑
- 今後の焦点
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①パワハラ告発と不信任決議
- 2024年3月:元幹部職員が「知事によるパワハラ」と「不正な物品受領」の告発を公表。文書では、部下への理不尽な指示や職員への圧力が詳述され、内部でも不安が拡大。
- 9月6日:百条委員会が設置され、知事に関する疑惑が追及されるも、知事は「記憶にない」と回答。責任逃れと批判され、県議会で不信任決議案が提出される。
- 9月19日:不信任決議が全会一致で可決。県政の混乱が報じられる中、出直し選挙が決定。
② 再選とSNS戦略の疑惑
齊藤元彦知事の再選には、SNS活動が大きく影響していました。
SNS運用をPR会社に依頼し、そのPR会社の社長が自身の「note」にその詳細について投稿しました。
その「note」の内容では、報酬があったような書き方だったため、今回の「公職選挙法違反」の疑いが持たれています。
- 2024年11月:出直し選挙で斎藤知事は「県民に寄り添う県政」を訴え、SNSを駆使した選挙運動を展開。若者層から支持を得て再選を果たすが、SNS運用にPR会社が関与し、報酬の支払いが疑惑を呼ぶ。
- 12月:SNS運用の詳細が議論となり、公職選挙法違反の疑いで告発状が提出される。
SNS運用に関する議論と告発の詳細
斎藤元彦知事の再選に際して、PR会社が選挙中のSNS運用を請け負い、報酬が支払われていた事実が報じられました。
選挙運動期間中の報酬付きの活動は、公職選挙法で禁止されています。
この疑惑を巡り、選挙運動と日常業務の境界線が曖昧であった点が焦点となりました。
県民からは「透明性に欠ける」という批判が高まり、告発状が提出され、神戸地検が受理しました。
告発を捜査機関に正式に受理してもらうには数か月かかることも珍しくない中、斉藤元彦知事についての郷原信郎弁護士と神戸学院大の上脇博之教授による告発は、わずか2週間で受理された。捜査機関の反応は素早く、斎藤知事と女性社長をめぐる捜査が本格化しようとしている。
引用:Yahoo!ニュース
齊藤元彦知事側は「正当な業務委託」と主張し、違法性を否定しています。
PR会社社長の「note」の内容
斎藤元彦知事がsns運用を依頼した、PR会社は、女性社長折田楓氏の「merchu(メルチェ)」という会社です。
noteでは、投稿当時と現在で、文言が何度か修正されており、微妙な言い回しに変わっているところも多々あります。
それぞれ比べてみました。
投稿当時の文章
2024年11月17日、兵庫県知事選挙にて、斎藤元彦さんの当選が決まりました。心よりお祝い申し上げます。前代未聞の歴史的な選挙が無事に終わった今、「SNS」という言葉が一人歩きしてしまっているので、斎藤陣営で広報全般を任せていただいていた立場として、まとめを残しておきたいと思います。
こちらが、現在のnoteです。
現在の文章
2024年11月17日、兵庫県知事選挙にて、斎藤元彦さんの当選が決まりました。心よりお祝い申し上げます。前代未聞の歴史的な選挙が無事に終わった今、「SNS」という言葉が一人歩きしてしまっているので、今回広報全般を任せていただいていた立場として、まとめを残しておきたいと思います。
この記事が、今後の選挙で候補者を支える関係者の皆さまに、そして広報に関わる全ての方にとって、役に立つものとなることを心から願っています。
「広報」というお仕事の持つ底力、正しい情報を正しく発信し続けることの大変さや重要性について、少しでもご理解が深まるきっかけになれば幸いです。
noteに記した理由づけが加筆されていました。
投稿当時の文章
きっかけ
とある日、株式会社merchuのオフィスに現れたのは、斎藤元彦さん。
それが全ての始まりでした。
ご本人が何度も口にしている通り、政党や支持母体などの支援ゼロで本当にお一人から始められた今回の知事選では、新たな広報戦略の策定、中でも、SNSなどのデジタルツールの戦略的な活用が必須でした。
兵庫県庁での複数の会議に広報PRの有識者として出席しているため、元々斎藤さんとは面識がありましたが、まさか本当に弊社オフィスにお越しくださるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。
現在の文章
スタート
今回の知事選では、新たな広報戦略の策定、中でも、SNSなどのデジタルツールの戦略的な活用が必須でした。
斎藤元彦知事が来社したことが削除されています。
一緒に投稿している写真の説明文の修正されていますね。
③ 今後の焦点
- 2025年2月~3月:百条委員会報告書や第三者委員会の調査結果が発表予定。
これを受けて知事の責任追及や法的判断が進む見通し。
2025年2月に百条委員会の報告書が、3月には弁護士による第三者委員会の調査結果が発表予定だそうです。
斎藤元彦知事の対応や、法的結論が注目されています。
斎藤元彦知事とPR会社社長の経歴は?
斎藤元彦知事とPR会社社長の経歴について調べてみました。
斎藤元彦知事の経歴
斎藤元彦知事は、現在知事2期目です。
SNSの応援の盛り上がりから一転、選挙法違反の疑いで再び渦中の人物になっています。
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | 斎藤元彦 |
生年月日 | 1977年11月15日(2025年現在47歳) |
出身地 | 兵庫県神戸市 |
高校 | 私立愛光中学校・高校 |
大学 | 東京大学経済学部卒業 |
職歴 | 総務省入省・佐渡市企画財政部長・宮城県財政課長・総務省自治税務局都道府県県税課理事官・大阪府財務部財政課長・兵庫県知事(2期目) |
特徴 | リーダーシップと地域への貢献が評価され、再選を果たす |
PR会社社長:折田楓の経歴
斎藤元彦知事のSNS運用を担っていたとされる、PR会社女性社長の「折田楓」氏のプロフィールも調べてみました。
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | 折田楓 |
生年月日 | 1991年11月28日 |
出身地 | 兵庫県西宮市 |
学歴 | 慶応大学卒業後、フランスの大手投資銀行BNPパリバ銀行東京支店に新卒入社 |
経歴 | 母親の婚活サロン「mariage tutu」で経営を学び、2017年に「merchu」を設立 |
現在 | 20人の社員と共に広報・PRコンサルティング事業を展開 |
どちらにしても、公職選挙法違反の告訴状が受理されたので、今後の動きに注目です。
まとめ・斎藤元彦知事の逮捕の可能性はある?noteの魚拓あり!SNS運用は斎藤知事の依頼?
【斎藤元彦知事の逮捕の可能性はある?noteの魚拓あり!SNS運用は斎藤知事の依頼?】こちらについて調べてみました。
- 斎藤元彦知事の逮捕の可能性はある?告訴状は異例の早さ2週間で受理された。
- PR会社の「note」の魚拓には、斎藤知事が来社して打ち合わせをしていた。
- SNS活動は、ボランティアで無償のお手伝いというには無理がある。
これからどのような動きがあるのか、注目したいと思います。